いい娘・いい息子を演じるメリットなし:親子関係の境界線を持つこと

人間関係の境界線

心に葛藤を感じていることは、想いの箱(メッセージ)から、お送りください。お待ちしています☆

 

連続して、境界線について取り上げています。特に、3日間、連続で読んでいただいた方、ありがとうございます。

親との距離感:親子の適切な境界線を持つためにできる3つのこと

境界線を認識するには?人間関係の境界線に問題があるかどうかを見極める3つのサイン

さて、今回のテーマは、いい娘・いい息子を演じることをやめるということです。キーワードは演じるです。

私たちはリアルな世界に住んでいます。生活の毎日で、目の前で常にカメラが回っている方はそんなに多くないでしょう。ほとんどの場合は、演じているのではなくて、現実です。

なので、舞台が現実なのに「演じる」ということをしていると、シンプルではないですよね。

正直に生きている?自分の心に嘘をついてしんどい人へ

今回は、親に尽くしている人、尽くしているとまでは言わないけれど、親のことで負担を感じている人、自分の心を重くしてまで、いい娘・いい息子をやっている人に向けて書いています。

親からどう思われたいか気にしていないか?

親から「いい娘」「いい息子」と思われたいという気持ちが心の奥深くに眠っていると、境界線がうまく機能しません。

親子関係に何かしらの問題がある場合、親と関わりたくないとか、もしくは関わりたいとか、今の感情に関係なく、心の奥底には、「いい娘」「いい息子」と思われたい願望が眠っていないか、疑ってみてください。

こころの栄養では、あまりトラウマ分析や過去のことを取り上げることはあまりしません。むしろ、今とこれからの方にフォーカスしています。

ただ、幼少期に、十分に親から「承認されずに」育ってきた場合、いい娘、いい息子を演じたり、いい娘、いい息子でありたいという願望が強くなったりする場合はあります。

幼少時代に得られなかった「承認」を大人になって、出来ることが増えたので、それらを使って実現しようとするんですね。

前々回の記事でも取り上げましたが、この記事の2番目の項目に書いた「過剰な手助けをするのをやめる」がうまくできていない場合は、いい娘・いい息子になろうとしている可能性があります。

親への手助けは「できる範囲でやりましょう」と言うのは、境界線がうまく機能していない親子関係を持たれている時期は、危険な言葉なのでやめたほうがいいです。

むしろ、親子関係に境界線の問題があると認識した時は、「基本的に手助けはしない。やりたいことをやる。」くらいの線を引いた方がいいでしょう。

無理のない範囲で、時間のある程度で・・・ここら辺の言葉も、危険信号です。親子関係はそもそも境界線が曖昧になりがちなので、これまで長い時間をかけて、「いい子供」をやってきた人は、かなり意識を持って、線を引かないとなかなか、適切な境界線が整っていきません。

もし自分が何かをしないと、親との関係が悪くなることに恐れているなら、冷静になって、「子供をいつまでも利用しようとしている大人をどう思うか?」と言うことを真剣に考えられた方がいいと思います。

親は恐らく変わりません。所有意識の強い親なのかもしれませんし、親自身も、そのように育ったのかもしれません。そもそも親自身が子離れできていなく、境界線の問題があるかもしれません。

親からのどう思われるかを気にする必要も全くないですし、親を恐れて、我慢し続ける必要も全くありません。親と言えども、別の人間です。

親からどう思われるかを気にしていると、結局ほかの人に対しても、人目が気になってしまい、どんどん自由を失ってしまいます。

人に合わせてしまって自分軸がない!?「これが私ですけれど、何か?」を持つ

【TJT】他人によって、自分の価値を高めてもらおうとする考え方を手放すメリット

親がどう思うかを所有しているのは親です。親がどう思うかは所有できません。手放しましょう。

目の前の大切なことにちゃんと取り組むことができる

親に対して気を遣ってしまったり、「いい子供」であろうとするあなたは、一人暮らしでしょうか?それとも実家暮らしでしょうか?もしくは、結婚されて、家庭を持たれていますか?

いずれの場合も、目の前にある自分の大切な人生があるはずです。

まずは堂々とそれを第一に、そして、大切にしてください。

特に結婚して、別世帯を持たれているならば、自分の所属している新しい世帯に、自分の責任があると思います。

いい娘やいい息子を演じるのをやめると、時間が増えると思います。今まで、親のことに使っていた時間にちゃんと境界線を引けるからです。

その時間をちゃんと自分のことに使いましょう。そして、結婚されて新しい家族がいるなら、ちゃんと自分の家族を大切にしていくことを第一優先しましょう。

親はそれからです。

正直になれる人間関係を持つことができる

人生で最初に出会う人は、恐らく多くの人が親だと思います。その親に対して、いい娘、いい息子であろうとする・・・ある意味では、「気を遣っている」という状況は、不自然な関係性なんですね。

本当は、身近で、一番甘えて、自分のいいところも悪いところも全部見られても、痛くもかゆくもない存在であってもいいくらいかもしれないのに、どこか他人行儀なんですね。

親に対して、我慢することをやめ、ちゃんと断ることは断り、出来ないことはできないと言い、そして自分の人生をちゃんと大切にし始めることは、あらゆる人間関係にも良い変化に繋がります。

演じることをやめていくと、どんどん正直になっていくんですね。そして、正直は、心にはとっても楽で、軽いんです。

正直に生きている?自分の心に嘘をついてしんどい人へ

そして、正直になればなるほど、心も軽くなって、余計な悩み事もどんどんなくなっていきます。悩むくらいの時間があったら、正直になって、ちゃんと人に助けを求めるように変わっていくでしょう。

正直になれる人間関係と言うのは、とても貴重です。親に正直になることが今は難しいなら、親しい友人でも誰でもいいですから、正直になれる人を作ってみてください。

そして、正直に生きる生きやすさを感じれば感じるほど、親に対して、変な気負いや「いい子供」であろうと演じることなど、とても疲れることだと心が気づき始めるでしょう。

誰かから視点のいい娘・いい息子を目指すことなどやめて、自分の人生を大切に生きましょう。

人間関係の境界線

境界線問題の回復のアプローチ

 

 

 

こころの栄養とは?
こころの栄養のメインテーマ:人間関係の境界線について