幸せになれないのは“待っている”から?|他人軸から抜け出す考え
今朝、相談者の方とメッセージをやり取りしていて、思ったことがあります。
「自分の幸せって、自分で責任を持たないといけない」ということについてです。
これって、結局「選択」。
自分の幸せに自分で責任を持つのか。
それとも、誰かが自分を満たしてくれることを期待して待ち続けるのか。
誰でも、多かれ少なかれ、「誰かに満たしてほしい」という気持ちを持つことがあります。私自身、親からの承認を強く求めていた時期が長くありました。きっとあの頃は、親に認められること、肯定されることで、自分の心を満たそうとしていたんだと思います。
「自分の幸せは自分で作る」とか、「自分の幸せに責任を持つ」と聞くと、何だか自立していて、強くて、格好いい言葉に聞こえるかもしれません。
でも、実際はそんなに簡単なことじゃない。
むしろ、自分で向き合わないといけない。自分で動かないといけない。自分で選択しないといけない。そういう厳しさも含まれています。
だからこそ、人はつい、他人から満たされることを期待してしまうんですよね。 ...
【人から拒絶されるのが怖い】傷つきやすい理由と心がラクになる考え方
人間関係の中で、自分が言いたい思いがあっても、ぐっと我慢してしまう。
本当はこうしたいことがある。本当は言いたいことがある。けれども、言う勇気がない。
拒絶されたらどうしよう。緊張が強くなる。人の顔色を読みすぎて、時々、自分の本当の気持ちが分からなくなる。
そんなことを感じたことはありませんか?
今回は、「人からの拒絶」をテーマにして、傷つきやすい理由と、心が楽になる考え方について取り上げていきたいと思います。
人から拒絶されるのが怖いと感じるのはなぜ?まず最初に、誰であっても、人から好かれたいし、受け入れられたい。
これは人間の根本的な欲求です。だから、拒絶されることが怖いと思うことは当然のことなんですね。
「いちいち傷つかなくなればいい」
「拒絶に反応しなくなれば楽になる」
そんなふうに思ってしまう人もいるかもしれません。けれども、それは人間でなくなるのと同じです。
だから、拒絶に対して怖いなと思ってしまったり、嫌だなと思ったりすること自体は、とても普通で自然なことです ...
前向きになろうとして苦しくなる理由|ネガティブな自分を責めてしまう思考の構造
セッションをしていると、よく出てくる言葉があります。
「ネガティブになってしまう自分が嫌です」
「もっと前向きでいたいです」
「ポジティブでいなきゃと思うのにできません」
こういう言葉を口にするとき、多くの人はすでに一つの“前提”を持っているんですよね。
それは、ネガティブな自分=良くないものという前提。
そしてその前提のまま、自分を変えようとします。
でも実は、これはまさに苦しさの本質です。
問題は「ネガティブであること」ではなく、ネガティブである自分をどう見ているか。
今回はこのテーマについて取り上げたいと思います。
ネガティブな思考そのものは、実はごく自然なもの。
嫌な過去を思い出すことも、不安な未来を考えることも、人間の脳の正常な働きです。
これまでの出来事を振り返る記憶があるからこそ、「あのときこうだったな」と思い出すことができます。それ自体は、良い悪いのない、ごく普通のプロセスです。
多くの ...
アドラー心理学「選択」とは?人生が変わる考え方|嫌われる勇気シリーズ②
「変わりたいのに変われない」
「わかっているのに行動できない」
そんな状態の背景には、“選択”があります。
今回は、アドラー心理学のテーマの一つ、「選択」について取り上げます。
一つ前のテーマ目的論についてはこちら。
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ①ー生い立ち・環境・家族のせいで変われない!?には目的論
アドラー心理学は勇気の心理学とも言われています。
「何かを選びとる」ということは、同時に「何かを選びとらないこと」
なんですね。
選択するというのは、大小あれ、まさに勇気です。
毎日、勇気を出して生きていますか?
勇気と書くと、何だか大げさな気がしてしまうかもしれません。
けれども、目の前にあるケーキ1つ、ランチ1つ、就職先1つ。
すべて選択したものなんですね。
同時に選択しなかったものを、今この瞬間、捨てているわけです。
日常の中で、「自分は、選択しているんだ」ということを認識できるかどうか。
これは、す ...
アドラー心理学「共同体感覚」とは?自己中心から抜け出す考え方と実践ステップ
毎日、人間関係の中で、「なんでこんなにうまくいかないんだろう」そう感じることはありませんか。
相手に振り回されている気がする。
自分のことばかり考えてしまっている気がする。
でも、どうしたらいいのか分からない。
実はその背景には、「自己中心」と「共同体感覚」のバランスがあります。
今回は、アドラー心理学「嫌われる勇気」に書かれている共同体感覚について取り上げたいと思います。
アドラー心理学「嫌われる勇気」嫌われる勇気(岸見一郎氏、古賀史健氏 ダイヤモンド社)では、アドラー心理学の肝となる考え方の、「共同体感覚」が紹介されています。
共同体感覚がわかると、「自分、自分、自分!!!」って考え続ける自己中心から、次第に全体の利益を優先させるようになっていって、自己中心の囚われから解放されていきます。
世の中の人がみんな、全体の利益を優先させるようになったら、世界はどういう風に変わるんだろうとワクワクします。でも、これを実現するには、「まず自分」からです。
「あ〜こうなったら、理想だよね!」っ ...
やることが多すぎて集中できないとき|頭を整理して自分に戻るための考え方
やることが多すぎて、何から手をつければいいのかわからない。
気づけば時間だけが過ぎていて、何も進んでいない感覚がある。
集中しようとしても、頭の中がごちゃごちゃしてしまう。
そんな状態になっていませんか?
今回は、頭を整理して自分に戻るためのステップについて取り上げたいと思います。
① なぜ集中できなくなるのかまず最初に、なぜ集中できなくなるのかということについてです。
それは、頭の中が交通渋滞のような状態になっている可能性があります。
パソコンでも、複数のタブを同時に開いたり、重いファイルを保存しようとしたりすると、処理速度が遅くなることがありますよね。
これと同じで、頭の中で、同時に複数のタスク、悩み事、心配事、まだ起きていないことや仮定のことなどを同時に考えて、パンク状態になっているんです。
その結果、色々なことにエネルギーが分散し、集中できなくなってしまいます。
進んでいる感覚はないのに、なぜか、頭の中だけは、絶えず動き疲れている…そんな状態です。
② やるこ ...人に振り回される人の特徴|自分を取り戻すための3つの視点
相手の言葉や態度に影響されて、気づいたら自分の気持ちが後回しになっている。 そんな状態が続いていませんか? 今回は、人に振り回されてしまう人の特徴と、そこから抜け出すための考え方について整理します。人に振り回される人の特徴
まず最初に、人に振り回される人というのは、「他人の意見や考えに流されやすい状態にある人」です。この特徴をもう少し分解すると、次の3つに分けられます。
①「自分がどうしたいのか」ということを、はっきり持っていない人
➁「自分がどうしたいのか」を何となく持っているけれど、自分でもしっかり認識できていない、確信が持てていない人
➂「自分がどうしたいのか」というのを持っているけれど、それをしっかり相手にコミュニケーションして伝えていない人。
これらのことが理由で、結果的に人に振り回されるということが起きてしまいます。
今回、このケースを3つの視点から見ていきます。
①「自分がどうしたいのか」がそもそもわからないまず最初に、①自分がどうしたいのかというものをはっきり持っていな ...
既読無視でソワソワしている人が気づいていないこと
既読がついたけど、返信がなくて何度もスマホを見てしまう。
「何か言い方、微妙だったかな」
「なんで返信くれないんだろう」
頭では、「忙しいだけかも」「返信マストでもないし」などと分かっていても、ソワソワしてしまう。
返信ひとつで気分が上下したり、
既読がついただけで安心したり、
逆に既読無視で、一気に不安になったり。
こんな気持ちになっていませんか?
人間関係の悩みの多くは、「合わない」から始まる人間関係の悩みのきっかけになることって、「自分と合わない」という理由が多いなと思うんです。
あの人の返信の仕方、スケジュール管理、時間間隔などなど。
そういったものが、「自分と合わない」
私も、振り返ってみたら、人間関係のごちゃごちゃって、
ほとんど、「私だったらこうする」「私だったらああはしない」
みたいなところで、いちいちぶつかっていたなと思います。
でも、自分で突っ込むのも何ですが、
「うん、でも、相手はあなたじゃないから。」 ...
何もしない人にイライラするのはなぜ?心の余裕と自己価値の問題
今回は、何もしない人、ぼーっとしている人にイライラしてしまう、そんな気持ちについて、二つの視点から取り上げたいと思います。
まず、一つ目の視点。
あなたが職場であれ家庭であれ、もし周りにぼーっとしている人、何もしない人がいて、その人に対して気持ちがもやもやしたり、イライラしたりするとき。そういうときは、あなたがキャパオーバーになっているサインの可能性が高いです。
たぶん、あなたは、
・スケジュールがいっぱいになりすぎている
・やることが多すぎて、実際に動き回っている
・本当だったら断った方がいいものまで引き受けてしまっている
・自分の仕事をどんどん増やしてしまっている
そして、いっぱいいっぱいになり、心のゆとりを失ってしまっている。
こんな経験ありませんか?
だから、ぼーっとしている人、何もしない人が、実際には何もしていないわけでも、ぼーっとしているわけでもなかったとしても、とにかくそういう人が目立ってしまう。
あなたとあまりにも対照的な位置にいるように見えるのです。 ...
「あの人が変わればいいのに」と思ったとき、人生は止まる|自分に戻るという選択
夫の言動にイライラしているのに、結局何も言えない。
親との関係にモヤモヤしている。
職場の人に振り回されて疲れている。
本当は違うと思うのに合わせてしまう。
そして気づくと、「私はどうしたいんだっけ?」が分からなくなっている。
そして、人間関係の中でごちゃごちゃやモヤモヤしたことがあったとき、
つい「あの人が変わればいいのに」って思ってしまう。
他人は他人とはわかっていても、やっぱりついそう思ってしまうのは自然なこと。
誰だって、自分にとって「関わりやすい人」に囲まれたいもの。
私は「自分に戻る対話セッション」というものを行っていますが、対話の中で、
「いやでも夫が」
「いや妻が」
「あの人がこうだったらいいのに」
「でも会社がこうなんです」
といった会話は、とても多く出てきます。
人間関係で悩んでいる時、ついこの気持ちが出てくるのは、当たり前のこと。 ...
