人間関係にダイエット~「なんで思いどおりにいかないの?」と思ったときに、立ち止まってほしいこと
今回は、頂いたメッセージに回答します。
夫から、常に自分の思い通りにはいかないよと言われ、その度に又イライラします。
友人との関係でも相談したり、職場の人間関係の話をしても必ず言われます。
未来の事についても、コントロールしてしまうとありました。常にダイエットをしておりますが、なかなか思い通りに行きません。
体重が減らず、イライラして又食べ過ぎてリバウンドを繰り返しています。
この事も、コントロールしている状態ですか?
努力が足りない、自分をコントロール出来ていないと、又落ち込みます。
人からの視線も気になります。
心軽く生きて行きたいです。
いろんなことを「コントロールしてしまうこと」
に悩んでいるという状況なんですね。
まず最初に、夫から「自分の思いどおりにはいかないよ」と言われたときに、
「ああ、そうだよね。」
とさらっと受け流すという選択もあると思いますが、
言われる度にイライラするとのこと。
この「イライラする」という反応に、すでにヒン ...
人を批判したくなるときは、自分と向き合い、自分を知るチャンス
今回は「人に対して批判的になってしまう時」
の対応について取り上げたいと思います。
人に対して批判的になってしまう時って、
実は「自分が本当はどう感じているのか」を知るきっかけが詰まっています。
でも、真面目な人ほど、
「人を批判しちゃいけない」
「人の良いところを見なきゃ」
って、自分を理性でコントロールしがちです。
でも、それをやり続けると、
逆に心のもやもやを長引かせてしまいます。
なので、教科書的な回答や、「あるべき」でもみ消す前に、
まずは、「あぁ、自分、人を批判したい気持ちがあるんだよね。嫌だったんだよね」と、
一旦その気持ちを受け止めてあげてください。
これが、ちゃんとできるってすごく勇気のあることなんです。
批判したい、イライラする——それでいいんです。
自分の中で起こっていることを、一度ちゃんと ...
「得か損か」で決めてない? ― 自己認識が整うと、選択が変わる
今回は、何かを始めるときの判断基準の一つ、
「損得勘定」について、書いていきたいと思います。
まず最初に、自分の人生の選択において、
何かをしようとするときに、
損得勘定を考えてしまうのは、人間としてごく自然な心理。
「これをすると得をするか?」
「これをすると損しないだろうか?」
そう考えるのは当然のこと。
でも、ここで少し立ち止まってみてほしいのです。
そもそも損得勘定に走ってしまうのは、
実は、「自己認識が整っていないから」。
うまり、損得勘定以外の自分軸という視点が欠けているんです。
今回はこの視点から取り上げたいと思います。
自己認識が整っていないと、損得に頼ってしまうこのブログではよく「自己認識を整える」ということを伝えています。
それはつまり、自分というものがしっかり見えていること。
自分の立ち位置が分かっていること。
今の自分がどんな状況で、何を考えていて、何ができて、何ができないの ...
なぜ人は本当の自分を見ようとしないのか ― 自己理解が深まる人間関係の活かし方
「自分のことをもっと知りたい」 そう思う人は多いです。
でも実は、心の奥では「本当は知りたくない」と思っていることもあります。
なぜなら、自分を知るということは、見たくない部分や、できれば気づかずにいたい感情にも向き合うことになるから。
自分の短所や未熟さ、過去の選択や後悔―― そういったものを正面から見つめるのは、勇気がいることです。
今回は、人間関係を活かしながら、自分を知ることについて、取り上げます。
自分を知ることは、変わるきっかけになる「自分を知る」ことは、変化の入り口。
自分がどんなときに傷つき、どんな反応をしやすいかを知ることで、同じことで繰り返しつまずくのを防ぐことができるんです。
なかなか変われない人には共通点があります。
それは、「いつも自分を正当化してしまうこと」。
誰かに何かを言われると、素直に聞く前にすぐ言い返してしまう。
人からのフィードバックを、「攻撃」として跳ね返してしまう。
それは、本当は「自分の見えない部分を見るのが怖い」から。 ...
【まとめ】人の目が気になるあなたへ ― 自分を知り、自分らしく生きる方法
「人にどう思われるか」が気になって、自分の行動を決められない。
そうした癖がついてしまっている人は少なくありません。
でも、そもそも――
「人にどう思われたいのか?」を、
じっくり考えてみたことはありますか?
人からどう見られたいか。
それは一見、他人の目を気にしているようでいて、実は自分の理想のセルフイメージが隠れていることもあります。
だから、「気にしてる自分はダメだ」なんて責める必要はありません。
人を通して、自分が見えることは多いのです。
大切なのは、その思いをきちんと言葉にして、自分の内側を整理していくことです。
たとえば、「ケチと思われたくない」という気持ちが湧いたとします。
このときに大切なのは、自分が本当にケチなのかを見直してみること。
よくよく見てみたら、それは「無駄なお金は使わず、大切なところにしっかり使う」という、優れた投資感覚だったりします。
それなのに、自分を知ろうとせずに、 ...
「前に進めない」と感じるあなたへ──まず手放すべき2つの思考
こんにちは。
今回は、目標も夢もあるのに
「なぜか同じところをぐるぐるしている」と感じる方に向けて書きます。
毎日一生懸命頑張っているのに、思考は堂々巡り。
去年と同じ場所に立っているような気がする。
目に見える変化がない。前に進んでいない――
そんな風に感じていませんか?
そんなあなたに、まずお伝えしたいことが2つあります。
1. 「答え探し」をやめる「どこかに自分の問題を解決してくれる“完璧な答え”があるはず」
そう思って、ずっと答えを探し続けていませんか?
この“答え探し”は、多くの場合、完璧主義から来ています。 ...
【人間関係の苦しさ】『他人に変わってほしい』という本音との向き合い方
こんにちは。
今回は、人間関係の悩みの正体のひとつを、取り上げたいと思います。
その正体とは──
「他人に変わってもらいたい」という気持ちが私たちの中にあることです。
「私、人に変わってほしいって思ってたんだなぁ」と気づくこと。
実はこれ、自分だけじゃなくて、誰もが持っている感情なんですよね。
たとえば、あるグループに参加したとします。
そのグループのリーダーの言動が、ちょっと気に入らない。
「もっとこういうリーダーだったらいいのに」って思った瞬間、
もうそれは「他人に変わってほしい」という気持ちが生まれている証拠です。
でも、実はそのリーダーもリーダーで、
「この参加者たちがこうしてくれたら、もっとやりやすいのに」って思ってたりします。
そう、みんながみんな、他人に変わってほしいと思ってる。
それが人間関係のリアルなんです。
この事実を受け入れるだけで、人との関わりがすごくラクになっていきます ...
【思っていることを言わない!?】あなたの意見はとっても重要だから
こんにちは。
今回は、
【思っていることを言わない】
ということについて取り上げます。
思っていることを言わないっていうのは、
ある人の意見に対して、本当は反対だと思っているのに反対だと言わない。
もしくは賛成だと思ってるのに、賛成だと言わない。
行きたくないのに、行きたくないと言わない。
行きたいのに、行きたいと言わない。
このようなことです。
自分自身の意見をしっかり言わないということは、
自分に対する軽蔑につながってしまいます。
もし、自分の意見をちゃんと言わないということをし続けるなら、
自分が自分の意見を言わないたびに、
「あ、私は自分を適当に扱っているんだな。
自分を軽視しているな。
自分を尊敬してないんだな。」
と気づいてみてください。
これは、無意識的に、
【あなたの意見は重要ではありません】
と自分が自分に語っているのと同じなんですね。 ...
【心軽く☆自信のつけ方】他人から認められようとするのをやめること
こんにちは。
今回は【認められようとする】のをやめてみる
ということについて書いていきたいなと思います。
この【認められようとする】気持ちというのは、
一言で承認欲求とか言ったりしますね。
でも、そのような心理用語を使わずに、
【認められようとする】気持ちというふうに表現したいと思います。
この認められたい!という気持ち。
これが強いと、誰に対しても働くんですね。
特定の人にだけ【認められたい】なんて、
そんな器用なことは、ほとんどないわけなんです。
というのも、【認められたい】というのは、
自分に自信がないという証拠なんですね。
なので、自分に自信がないから、
人から認められたり、目立ったりすると、
何か自分の欠けていた部分が埋められたような感覚になるんです。
ちなみにこの感覚、極端な話、
何かストレスがあったときに、
一時的に気分をふわっとさせたくて、 ...
【自己受容】【過去受容】後悔に対する向き合い方②
【自己受容】【過去受容】後悔に対する向き合い方①の続きです。
「どうして、あの時、あんなことを言ってしまったのか。」
→言わなければ良かったという後悔。
「どうして、あの時、あんなことをしてしまったのか。」
→しなければ良かったという後悔。
こういう後悔に対して、どう向き合っていくのかについて取り上げます。
まず、後悔そのものは、自然な感情。
そして、できるなら後悔したくないと思うのもまた自然な感情。
最終的には、後悔という形で振り返ることなく、
毎日を送っていけたらいいですが、
後悔してしまうことがあっても大丈夫。
後悔した時に、まず自分に言うこと。
それは、
「その時、その瞬間は、それがベストだった。」
こう言ってあげて下さい。
もしかしたら、一時的に反応的だったもしれないけれど、
それはそれで、その時、その瞬間、ベストだったんですね。
冷静になって、落ち着いて、一息ついた時に ...
