悩みの正体

「他人のせい」にする時って、
自分のせい。

自分のせいにしたくないから、他人のせいにする。

だって、本当に「他人のせい」の時は、
いちいち、「他人のせい」にしなくても大丈夫だから。

「他人」の責任であることが自明なので。

他人もちゃんと認識していたり、
してなくても、もう明らかすぎるから。

いちいち「他人のせい」にしなきゃいけない時って、
どこか自分のせいと思っているところがあるから。

自分の心の中で、「他人のせいだ」って、
思っているのに、モヤモヤが止まらない時は、
自分のせい。

案外、他人はケロんとしている。
「ん?私のことなんか悪く言っている?」のノリ。

そうじゃない人だと、たまに、
「私のせいにしてんじゃねーよ。」
って逆上してくる人もいるけれど。

本当はどこか、
自分のせいと思っているのに、
他人のせいにして、
他人に当たっている。

なんでかっていうと、「自 ...

気持ちとの向き合い方

苦手な他人ができた時は大チャンス

職場の同僚で、友人関係で、知り合い同士で、「なんか、この人嫌だな・・・関わりたくないな・・・。」と思う人が出てきた時どうしますか。そんな時、自分の中でもっともな理由を作って、すぐに心の壁を作ってしまうことがあります。

表面的には、社交辞令として付き合うことはできても、心は完全に閉ざされていたり、必要以上の関わりを持たなかったり、意図的に避けたりするのです。

こういうことは他人だからできます。夫が、母親が、息子が、となるとそうはいきません。正直なところ、他人だから、「他人そのもの」はどうでもいいという考えになっているのです。その結果が心を閉ざすのです。

そこに残念ながら、愛はありません。ただ、「この人苦手だな」とまで思ってしまったのは、自分にとっては決して「どうでもよくない」不愉快な思いをしたからであり、その嫌な気持ちを持つ「自分」をどうにかしようとして、他人を「苦手」とか「嫌い」とか「無理」とかに定義しているのです。

実は、このように、「苦手」とか、「嫌い」とか、「この他人とは無理!」と本気で思えた時 ...