心理・思想・聖書

心理カウンセリングといえば、カウンセラーとの「対話」を使って自分を見ていく手法が多いですが、実はカウンセリングの種類は広義の意味では本当に様々なものがあります。あまり言葉に頼らないで自分の気持ちを表現していく、「箱庭療法」について紹介します。

箱庭療法とは何か?

箱庭療法は心理療法の一つです。もともとは海外で生まれた心理療法ですが、日本でも広く使われています。ちなみに私自身は実施したことがありません。

箱庭という言葉通りで、箱というよりも、入れ物の中に砂やおもちゃ、装飾物などがあって、それを自由自在に、入れ物のなかでデザインします。山みたいなものを作ってもいいし、砂場みたいにしてもいいし、陸地と海に分けて、砂浜みたいにしてもいいです。

その表現方法は、どのような風でもよく、セラピスト(この場合は、心理療法なので、カウンセラーというよりもセラピストと呼ぶ方が一般的です。ただ、どちらでもいいです。)が見守る中、自由に創作していきます。

表現したものをベースにセラピストと言語化することもあり(しない場合もあります。)自分の頭の中で考えている ...