【人間関係の境界線】「私さえ我慢すれば」の思いを捨てること①
「私さえ我慢すれば」という思いを抱えている方へ。
今回は同じテーマで、3つに分けて書いていこうと思います。
まず1回目は、「私さえ我慢すれば」の思いをちゃんと捨てようということです。
この我慢を捨てることで、自分になっていくということについてです。
心重くなる自己犠牲感「私さえ・・・・」「私さえ我慢すれば」の思いは、心をとっても重たくします。なぜなら、私さえ我慢すればの後に続く言葉は大抵、「できる」なんですね。
私さえ我慢すれば、何かができる、何かがうまくいく・・・
んですね。
特に家族に対して。配偶者や子供に対して。
すごく我慢して、犠牲を払っているあなたは、日々心が休まらない日々を送っているかもしれません。
こころの栄養は、境界線という考え方を大切にします。
「私さえ我慢すれば」という考えには、たとえ本当は自分が守らなくてはいけない自分の領域内においてでも、相手に対してオープンになり過ぎているんですね。
相手が土足で、自分のプライベートな部屋の中に入 ...
自責の念を解放する方法
自分を責めてばかりいると、毎日が苦しくなってきます。しかも、ひとたび自責の念を抱き始めると、本当は自分と全然関係ないことにも関らず、「自分のせいなんだ!」とどんどん責め続け、自責の念が増幅してしまう可能性があります。今回は、そんな自責の念を解放する考え方について書いていきます。
1、毎日が本番ではなくて、リハーサルと考える完璧主義だったり、理想へのこだわりが強かったり、自分の失敗が許せなかったりすると、自責の念に陥りやすくなります。
現実が、自分が「良し」としている状態に進まないと、仮にその理由は全く他のところにあったとしても、自分でわざわざ問題を集めて、抱え込んでしまうのです。
逆に言うと、自責の念が強い場合、理想や完璧へのこだわりが強いのです。それは、毎日が、まるで何かの「本番」であり、間違えてはいけない、ミスをしてはいけないという強い強迫観念に駆られている証拠です。
うまくいかなかったり、成功できないと、さらに、こんな自分ではダメだと自己啓発をしたり、自分に益々厳しい課題を当てたりもします。そうやって、知らず知らずのうちに自分 ...