【自己受容】【過去受容】後悔に対する向き合い方②
【自己受容】【過去受容】後悔に対する向き合い方①の続きです。
「どうして、あの時、あんなことを言ってしまったのか、言わなければ良かった」
「どうして、あの時、あんなことをしてしまったのか、しなければ良かった」
こういう後悔の思いを抱く時に考えたいことです。
誰でも後悔はあると思います。
そして、後悔そのものは、別に自然な感情で、悪いものではないです。でも、後悔はしんどい、できるなら後悔したくないと思うのもまた自然な感情です。
後悔した時に、まず自分に言っていきたいと思うことは、
「その時、その瞬間は、それがベストだと思った。」
ということです。
もしかしたら、咄嗟の自己防衛だったり、自己弁護で、言ってしまい、やってしまったのかもしれません。
でも、その時、その瞬間は、自分の脳がベストだと思って、判断したんですね。
反射的だったもしれないけれど、行動したんです。それはそれで、その時、その瞬間、自分を守ったんですね。
だから、冷静になって、落ち着いて、一息ついた時に、
「なんであんなことを言ったんだろう?」
「なんであんなことをやったんだろう?」
と、あとになって、未来の自分が、
「何言っているんだよ〜自分。」
「何やっているんだよ〜自分。」
って叱り飛ばすような考えができるのも、今は、冷静に戻ったからです。
あくまで、その時、その瞬間は自分を守った・・・
ちゃんとここに留まる・・・これはとても大切なことです。
そうでないと、すぐに自責に陥ったり、自分嫌いになったりしてしまいます。
秒針の針が止まらないように、自分の脳も、絶えず動いています。時と環境、状況が変われば、考えることだって当然変わります。
そして、私たちは、タイムトラベルができるわけではないので、
その時、その瞬間、ベストだと思ったことを、ただただやっていく
んですね。
勿論、経験から、学び、その判断力はより良くなっていくのがいいですね。でも、当然失敗もあります。それをいちいち責めないこと。
責めないためには、やはり、
その時、その瞬間、自分を守った
ことをちゃんと受け入れることです。
未来の自分は、もしかしたら、今の自分に後悔するかもしれません。でも、未来の自分のことを、今完全に知っていますか?
知りません。
不完全な中で生きているんです。後悔するかもしれないから、恐れて毎日を送るのは、
今の可能性を過小評価した不自由な生き方
です。
そうではなくて、未来の自分のことも信頼してあげるんですね。
何があったとしても、ちゃんと過去の自分に、
「その時、その瞬間はベストなことをしたんだよね。大丈夫。ちゃんと今の自分が、味方してあげるよ。」
と語り、恐れずに今を生きていきます。
今、この瞬間も、大胆に、勇気を持って生きることを選択するーそんな生き方は自分の心に対して、また後悔の思いに対して、とっても優しいですよ。応援しています☆
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