【過剰反応しない生き方】自己卑下/自虐をやめて、もっと毎日を楽しんで生きていく
今回は自己卑下はやめるということについて、取り上げたいと思います。
自己卑下、もしくは自虐でもいいですが、
「どうせ、私はダメなんだから」という思考。
もう一歩掘り下げると、
「みんな私が悪いのです。」ともいえるような妄想。
こういう思考は、まずは結論から。
非生産的なんですね。
何も生み出さない。
人生に何の豊かさも生み出さない。
それどころか、
ますます自分が嫌いになったり、自己嫌悪を抱いたりして、
毎日が本当につまらなくなっていきます。
何も豊かさを生み出さないだけではなく、
人生をつまらなくさせていく思考。
これが、自己卑下であり、自虐です。
「どうしてこういう思考を持ってしまうのか?」と言ったら、
癖になってしまっているんですね。
完璧主義とか。
白黒思考とか。
あとは、
被害者意識。
他人軸。
などなど。
簡単に言えば、 ...
自分を大切にする方法ー「断る」ことを積極的に始めよう
今回は、人間関係において、人からの誘いを「断る」ことについて取り上げます。
「断る」ことは、まさに境界線を持つことに直結するテーマです。
充実した人間関係を築くために、少なからず「断る」場面があって自然です☆彡
他人は自分ではありません。
自分の人生を大切にしていくとは、
自分の『はい』・『いいえ』をちゃんと所有するということです✨
境界線を持つとは、自分の「やりたい・したい」の感情を所有すること
「断る」ということについて、3つの視点から書いていきます♪
断ることを意識的に始めること自分を大切にするために、意識的に断るということを始めてください。
断ることは、他人と自分の境界線を引くことです。
他人の誘いや要求などに対して、
受け入れられない、受け入れたくない!なら、
断りましょう^^
本当は行きたくないのに、行くことにする。
そして、心の中で別のことを考える。
本当は行きたくはなかったと不満を脳内でリピート再生する。 ...
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ⑥ー認められたい!?承認欲求への対処法
今回は、承認欲求について取り上げます。
前回のシリーズ⤵
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ④ー「自分のことが嫌い」の思いとどう向き合う!?
承認欲求というのは、ずばり「認められたい欲求」ですね。
人は多かれ少なかれ、この欲求を持っています。
仕事しているなら、
「いい仕事しているね、助かるよ!」
と言われるとやる気が出てくるかもしれません。
勉強しているなら、
「テストでいい点を取ってすごいね、本当に優秀だね!」
と言われると嬉しくなるかもしれません。
逆に、
「君は本当に仕事ができないな!」
「本当に頭が悪いな!」
などと言われると、気持ちが下がってしまうかもしれません。
人に何を言われようが気にしないで!と言いたいところですが、
とはいえ、褒められて嬉しくなるのも、ダメ出しされて、がっかりするのも、自然な反応です。
「人からどう思われるか」が気になるという思いから解放されるには ...
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ⑤ー健全な劣等感と不健全な劣等感!?
今回は、劣等感について取り上げます。
前回このシリーズで、「自分が嫌い」な人について書きました。
「自分が嫌い」という思いも、劣等感を感じているからこそ出てくる気持ちです。
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ④ー「自分のことが嫌い」の思いとどう向き合う!?
劣等感の言葉の意味劣等感という言葉は、そもそもどういう意味なのでしょう?
アドラーはドイツ語の「劣等感」という意味を、
「劣等感」=「価値」+「より少ない」+「感覚」に分解しています。
「~ができない」
「人から下位に見られた」
「人より優れていない」など、劣等感の感じ方は様々です。
ただ、共通しているのは、いずれも
自分の価値が下がったような気持ちになる
ということですね。
無力感を感じたり、自信喪失して自分のことが嫌いになったりすると、
自分の価値を正しく認識することが難しくなります。
ただ、そもそも価値というものは、
人がどう定義するかでどんな風にも変わってし ...
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ④ー「自分のことが嫌い」の思いとどう向き合う!?
今回は、「自分のことが嫌い」という思いを取り上げます。
言うまでもないですが、自分嫌いのまま「幸せ」にはなれません。
人生が充実している人。
何かに挑戦して努力している人。
心から喜んで、他人に尽くしたり親切ができる人。
こんな人は、
「自分」に対して、肯定的であり、「自分」の味方です。
自分が「自分」であることを良しとし、自分を大切にします。
【やる気がない時のすすめ】自分を責めずに、やる気のない自分を受け入れて!
【自責癖をなおしたい!】自分を責めてしまう癖があるときの対処法
一方で、今の現状がもし、
長年、何かに悩み続けている。
自分の人生が思うようにいかない。
対人関係が全然うまくいかない。
のような場合は、自分を肯定的に受け入れるのは難しくなります。
そして、落ち込んでいる自分に対して、
更に落ち込む。
更に自分に対する自信を失う。
というサイクルが続いてしまいます。
アドラーの ...
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ③ー変化すること
今回は、変化について取り上げます。
アドラー心理学「嫌われる勇気」のシリーズ3回目です。
1回目:アドラー心理学「嫌われる勇気」目的論(1)
2回目:アドラー心理学「嫌われる勇気」選択(2)
人は心の中で、「より良くなりたい!」という変化を求めます。
でも、思うように変化できない自分に失望することもあります。
すると、変化を諦めたり、言い訳したり、先延ばししたりします。
それでも「変わりたい」という思いが、完全に消えて無くなるということはないんですね。
「嫌われる勇気」(⤵)では、
こういう状況を「苦しい生き方」(P56)と言っています。
「嫌われる勇気(Amazonで見る)」(岸見一郎著、ダイヤモンド社)
変化することをやめた時に、
同時に「変化したい」という欲求も消えて無くなるなら、シンプルかもしれません。
でも、人間ってそうじゃないんですね。
人は常に向上したいし、幸せになりたいんです。 ...
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ②ー毎日は「選択」の連続
アドラー心理学のテーマの一つ、「選択」について取り上げます。
一つ前のテーマ目的論について↓
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ①ー生い立ち・環境・家族のせいで変われない!?には目的論
「選択」は、アドラー心理学では重要な要素です。
毎日は選択の連続アドラー心理学は勇気の心理学とも言われています。
「何かを選びとる」ということは、同時に「何かを選びとらないこと」
なんですね。
選択するというのは、大小あれ、まさに勇気です。
毎日、勇気を出して生きていますか?
勇気と書くと、何だか大げさな気がしてしまうかもしれません。
けれども、目の前にあるケーキ1つ、ランチ1つ、就職先1つ。
すべて選択したものなんですね。
同時に選択しなかったものを、今この瞬間、捨てているわけです。
日常の中で、「自分は、選択しているんだ」ということを認識できるかどうか。
これは、すごく大きなことです。
というのも、「選択している」ということを認めるまでは、違う ...
【捨てたいのに捨てられない!?】片づけが進まない気持ちの正体とは?
今回は、ものを捨てたい!のに捨てられない思いについて取り上げます。
具体的には、漠然と「何となくものを減らしたいな!」ではなくて、
特定の対象物に対して、既にはっきりと、
「捨てたい!」という感情があるにもかかわらず、手放せないもの
についてです。
私は2015年から本格的に片付けを始めました。
ここでいう片付けとは、日常の整理整頓というよりも
ものを減らすなり、捨てるなりの片づけです。
ものを捨てる片付けは、空間が生まれ、心がすっきりする片付けですが、
手放す?手放さない?といった決断が必要な片付けでもあるんですね。
やっている途中で、むしろ部屋が一時的にかなり散らかったり、
決断疲れして、何だか余計にごちゃごちゃしてきたりすることもあります。
心軽く、さくさくと使わないものをどうするのかという決断が早くなると、
どんどん片付けが進みます。
そして、片付けが進むと、理想の住環境に近づくのでとても気持ちがいいものです。 ...
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ①ー生い立ち・環境・家族のせいで変われない!?には目的論
「何かのせいで、こうなってしまって、変われない!」
と思う時、アドラー心理学にある目的論の考え方が役に立ちます。
「嫌われる勇気」(岸見一郎著、ダイヤモンド社)という本、
読まれましたか?
「嫌われる勇気(Amazonで見る)」(岸見一郎著、ダイヤモンド社)
今回は、この本のテーマになっているアドラー心理学にある目的論について取り上げます。
原因論では、変えられない過去に今が支配されてしまう目的論は、「嫌われる勇気」の本の最初に取り上げられているテーマです。
目的論とは、
「○○だから△△が起きた」という因果関係を持たせる「原因論」
と反対の立場をとっています。
通常、何でも因果関係で考えてしまうことが多いと思います。
例えば、
慌てていたから忘れた。
食べたから眠くなった。
などなど。
私たちの頭は、「○○だから△△が起きた」
と、無意識に考えています。
それに対して、
目的 ...
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ⑦「課題の分離」後半ーどうやって分離する!?
今回は、
アドラー心理学「嫌われる勇気」シリーズ⑦「課題の分離」前半ー人は人。自分は自分。
の続きです。
アドラーは悩みのほとんどは対人関係であるといっています。
そして、課題の分離ができていないことで人間関係の問題が生じると言います。
課題の分離がなぜ難しいのか。
その一つに、自分は課題の分離をしても、相手は課題の分離をしない/できない
と心のどこかで思っているのが邪魔をします。
一言で済ませるなら、
相手のことはいいから、自分ごとに集中しましょう。
相手の心配はお節介です。
【親切?アドバイス?コントロール?がうっとうしい!?】お節介な人との向き合い方
【要注意】「あなたのためを思って言うけれど」の発言について
となるのですが、一言でサラッと切り替えられないほどに、
「相手」のことを見てしまう癖がついているんですね。
つまり、課題の分離をしたいけれど、心の中で、
「あなたは ...