人間関係と境界線

想いの箱に頂いたメッセージに回答します。

いつも、拝読させていただいています。
ご相談です。
もう何年と付き合いのある友人とパッタリ連絡が取れなくなってしまいました。
メールをしても一方通行で、返信がありません。
あまりしつこくしてもよくないと、今は様子を見ていますが、とても気になっています。
相手のことなので、わかりませんが、こちらに原因があるなら改善したいのですが、もし、友人や、その家族が病気だったらとかも考えてしまいます。
いずれにしても、今は連絡を待つしかないでしょうか。
とても、大切な友人です。

こんにちは。
メッセージをありがとうございます。

ご友人にメールをしても返信が来ないということで、
不安やそわそわした気持ちになるのは、とても自然なことです。

突然連絡が途絶えると、「何かあったのではないか?」と心配になるのも当然です。
特に、長年関わってきた大切な友人であればなおさら、その気持ちは無理もありません。

ですが、今の段階であら ...

人間関係と境界線

今回は、想いの箱に頂いたメッセージに回答します。

こんにちは
職場の上司に、モヤモヤしています
挨拶をしても、殆ど返ってきません
他のメンバーには、感じの良い対応をしている様に感じます
これも、境界線が曖昧で起こっているのでしょうか?
挨拶は基本だと、私も相手をジャッジしているのでしょうか?

こんにちは。メッセージありがとうございます。

職場の上司に対してモヤモヤを感じているとのこと、
特に、「挨拶をしてもほとんど返ってこない」というのは、
寂しく感じて当然だと思います。


無視されたり、スルーされたりすると、心がザワザワしてしまいますよね。

さらに、他のメンバーには感じの良い対応をしているとなると、
「どうして自分だけ?」という気持ちになるのも自然なこと。
疎外感、孤独感を感じてしまって当然です。

ここで一度、起きている出来事を整理してみましょう。 ...

人間関係と境界線, 境界線の引き方

「もう我慢するのはやめよう」
「自分を大切にしよう」
そう思って、少しずつ人との距離感を見直し始めたとき。
ふと気づくと、関わる人が減っていた。
以前は毎日やり取りしていた人と、ぱったり連絡がなくなった。
誘われることも、頼られることも減ってきた――。

そんな状況に寂しさを感じて、
「これって間違っていたのかな?」と不安になることがあるかもしれません。

でも、それは「失敗」でも「間違い」でもありません。
ただ、あなたの生き方が、少し変わり始めているだけです。

 境界線=絶縁? それは誤解です

「境界線を持つ」と聞くと、極端に受け取ってしまう人もいます。
たとえば…

もうあの人とは縁を切る
距離を置くなら一切関わらない
自分を守るには、人を遠ざけるしかない

こうした考え方は、一見「自己防衛」のように見えて、実は白黒思考です。
付き合う or 付き合わない。ゼロか百か。全部か、全部ナシか。

でも、現実の人間関係ってそんなに単純じゃありませ ...

人間関係と境界線

「いい人」をやめたい。
そう思ったときに考えてほしいことについて取り上げます。 「なんか最近、しんどい」  「人と関わるのが疲れる」  「どうして自分ばかり、我慢しているんだろう」 そんな気持ちがふくらんできたとき、心のどこかでこう思うかもしれません。  「もう、いい人でいるのはやめたい」と。 でも実際には、簡単に“やめられない”のが現実だったりします。  なぜなら、「いい人」であることが、
あなたの人間関係や生き方に、長いあいだ深く根を張ってきたから。 今回は、「いい人をやめたい」と感じたあなたが、
何をどう考えていけばいいのかを整理してみます。  そもそも「いい人」って、どんな人? 「いい人」は、一見とても聞こえが良い言葉です。  優しくて、親切で、気がきいて、周りを大切にできる人。 でも、ここで言う“いい人”は、ちょっと違います。 – 本当は嫌だけど、相手を傷つけたくなくて断れない  – 頼まれると「NO」が言えず、いつも自分が後回し  – 空気を読みすぎて、いつも疲れている  – 自分の気持ちは、相手次第で ...

人間関係と境界線, 夫婦との関係

こんにちは。

今回は、夫婦関係の中で、
「なんか、いつも相手の発言にイラっとしちゃう」
「つい根に持ってしまう」

そんなモヤモヤしている方に向けて、書いていきます。

相手は、いつでも“自由に意見を言う権利”がある

たとえば──
朝、赤ちゃんが目覚めて、さあ着替えようとしたとき。
夫がふと一言。

「着替えは、朝ご飯のあとがいいんじゃない?」

ここで、2人の妻を想像してみましょう。

妻A:
朝ごはんのたびに服を汚してしまうことが気になっていた妻は、
「確かに!それいいね」と、すんなり同意。

妻B:
ある育児書で、「朝起きたらまず着替えるのがルーチンづくりにいい」と読んでいた妻は、

「えっ、なんで?」と、内心モヤッと抵抗感。

同じ言葉でも、受け取り方が全然違いますよね。

なぜなら、人それぞれ、

人間関係と境界線

今回は、想いの箱に頂いたメッセージを取り上げます。

おはようございます
ママ友からの言葉に過剰反応しています
私の事ではなく、義姉の陰口で盛り上がっている話を直接されたからです
皆の前で、私の身内の事まで言われて許せません
以前から、理不尽な対応やキツい言葉は何度かあり、その都度我慢してその人の良い所を見て、お付き合いしてきました
その後、ラインのやり取りがあり、面倒な事になっているなら、聞かなかった事にしてと返事がありました
本当に、人を傷つけて、聞かなかった事にしてなんて無責任過ぎると思います
イライラ、モヤモヤが止まりません。

該当ブログ:
【過剰反応しない生き方】自己卑下/自虐をやめて、もっと毎日を楽しんで生きていく

こんにちは。
メッセージを受け取りました。

最初の一文、「私の事ではなく……」という出だしが印象的でした。

あなたに限らず、人から相談を受けるとき、「夫が……」「母が……」「友人が……」というように、話の中心が自分ではなく“誰か ...

自分を知る/認める

「自分のことをもっと知りたい」 そう思う人は多いです。
でも実は、心の奥では「本当は知りたくない」と思っていることもあります。

なぜなら、自分を知るということは、見たくない部分や、できれば気づかずにいたい感情にも向き合うことになるから。

自分の短所や未熟さ、過去の選択や後悔―― そういったものを正面から見つめるのは、勇気がいることです。

今回は、人間関係を活かしながら、自分を知ることについて、取り上げます。

自分を知ることは、変わるきっかけになる

「自分を知る」ことは、変化の入り口。

自分がどんなときに傷つき、どんな反応をしやすいかを知ることで、同じことで繰り返しつまずくのを防ぐことができるんです。

なかなか変われない人には共通点があります。
それは、「いつも自分を正当化してしまうこと」。

誰かに何かを言われると、素直に聞く前にすぐ言い返してしまう。
人からのフィードバックを、「攻撃」として跳ね返してしまう。
それは、本当は「自分の見えない部分を見るのが怖い」から。 ...

心軽く生きるヒント

「なんだか心が重たい」「ずっとイライラしている気がする」「もやもやが晴れない」――そんな日が続いていませんか?

この記事では、心が疲れてしまう背景を見つめながら、「心を軽くする」ための考え方と習慣をまとめています。

我慢を重ねてきた人ほど、心の重さに気づきにくいこともあります。でも、大丈夫。今ここで立ち止まり、自分の心の声に耳を傾けることができたなら、そこがスタート地点です。

自分を責めたり押し殺したりするのではなく、少しずつでも「自分の気持ち」を大切にできるようになると、心の中にスペースが生まれます。

心が重くなる仕組みを知る

心が重たいと感じるとき、つい「何か嫌なことがあったから」「ストレスがたまっているから」と原因を外に探しがち。


もちろん、外的な出来事がきっかけになることはあります。
ですが、実際にはそれ以上に、自分の中の考え方や反応のパターンが、
心の重さを作り出しているんです。

たとえば、こんな状態になっ ...

自分を知る/認める

「人にどう思われるか」が気になって、自分の行動を決められない。
そうした癖がついてしまっている人は少なくありません。

でも、そもそも――
「人にどう思われたいのか?」を、
じっくり考えてみたことはありますか?

人からどう見られたいか。
それは一見、他人の目を気にしているようでいて、実は自分の理想のセルフイメージが隠れていることもあります。

だから、「気にしてる自分はダメだ」なんて責める必要はありません。
人を通して、自分が見えることは多いのです。
大切なのは、その思いをきちんと言葉にして、自分の内側を整理していくことです。

気にしてほしいのは「人の目」ではなく「自分の資質」

たとえば、「ケチと思われたくない」という気持ちが湧いたとします。
このときに大切なのは、自分が本当にケチなのかを見直してみること。

よくよく見てみたら、それは「無駄なお金は使わず、大切なところにしっかり使う」という、優れた投資感覚だったりします。

それなのに、自分を知ろうとせずに、 ...

人間関係と境界線

「なんでこんなに人間関係で疲れるの?」と感じているあなたへ。

人との関わりの中で、なぜかモヤモヤすることが多い。
相手のちょっとした一言に引っかかってしまったり、
無意識のうちに我慢を重ねてしまったり。
その結果、家族やパートナー、職場など、身近な人間関係に疲れを感じることもあるかもしれません。

「どうしてこんなに振り回されてしまうんだろう」
「何が正しくて、何がいけないのか分からない」
――そんなふうに、ひとりで悶々と悩んでしまう。

このページでは、

「境界線」とはそもそも何か
境界線がうまく引けないとどうなるか
境界線を引くために必要な視点やコツ

など、人間関係の疲れを減らすための基本的な考え方を、わかりやすく整理しています。

「ちゃんと伝えたいけど、角が立たないようにしたい」
「相手との距離感を保ちながら、自分の気持ちも大切にしたい」
そんな思いを持つ方にとって、ヒントになる内容をまとめました。

ここから、「人と関わる=しんどい」 ...