『傷ついた』からの脱却ー他人に勝手に期待して、失望していない?
今回は、人間関係の中でよくある『傷ついた』という感情について、境界線の観点から取り上げます。
感情に対しての境界線がうまく機能してくると、
他人の言葉や行動によって、自分を「傷つけさせる」こと
から守ることができるようになります。
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さて、『傷ついた』を感じている時は・・・
他人の言動を自分の心に入れ過ぎている時なんです。
つまり、他人の言葉や行動が、自分の心に深く影響を与えることを許可してしまっています。
もちろん、人間ですから瞬間的に、『傷ついた』などの嫌な気持ちになるのは、当然です。
これは、感情ですからコントロールできません。
感情と言うのは、一瞬でやってきますよね。
でも、『傷ついた』を何日も何週間も、もしくは何年も思い続けているなら、境界線を機能させていく価値があります。
他人の言動にそこまで力を与えないということです。
『傷ついた』と思っている時、大抵の場合は、
あなたが○○の言葉、○○の行動がなければ、私は傷つかなかったな ...
「人から軽視された」と思う回数が多い方へ。些細な拒絶に悩むことから解放されるには?
家庭で、
職場で、
人から軽視されたな、
何か、軽く扱われたような感じがして、
とても傷ついた方へ。
たとえば、自分から積極的に「〇〇手伝いましょうか?」と言ったのに、
「他の人に頼んだから大丈夫だよ」と言われたり、
相手のことを思って、この日は出勤した方がいいと思ったのに、
相手は全然何も気にしていなくて、「休んでいいよ」と言われたり。
そんな日常の些細なことでも、
繊細で敏感なあなたはきっと、心に振動を感じ、
「嫌だな、悲しいな、何か違うな。」
と感じてしまっているかもしれません。
今回はそんな気持ちを感じているあなたへ書きます。
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責任感が強かったり、真面目であったり、
良かれと思って、先回りできる人ほど、
もしかしたら、こういう場面に幾度となく遭遇し、
傷ついてきてしまったかもしれません。
この言葉にもうまくできない、
何とも言えない思い。
些細かと言え ...
【喪失の痛み】傷ついた感情・悲しみの感情を抱いている時に思い出してほしいこと
今回は、傷ついた感情・悲しみの感情を抱いている時に、思い出してほしいことについて、取り上げます。
傷ついた感情や、悲しみの感情がある時、大切なのは、その感情が、
他の人にわかってもらえなくても大丈夫
ということです。
誤解して頂きたくないのが、勿論、自分の痛みや悲しみを「分かってもらえる」ということは素晴らしいことです。
でも、たとえ分かってもらえなくても、あなたが傷ついた感情や悲しみは本物です。
自分が傷ついたなと思う気持ちや、経験や、考えていることに対して、
人にわかってもらいたい
という思いが出てくるのは、
人にわかってもらえる、聞いてもらえる、共感してもらえる・・・それだけ、ホッと肩の荷が降りるというか、一人じゃないんだと感じたり、つながりを感じたりするからというのがあります。
でも、今回は、たとえ、
人にわかってもらえなくても、大丈夫だよ
ということを伝えたいなと思います。
今何か、悩んでいることがあったり、苦しい思 ...
幸せであることの完璧主義を放棄する:悲しい気持ちをこらえないこと
何か過去のことや辛いことを思い出して、悲しい気持ちになることはありますか?
そんな時、涙がでてきそうになるのをこらえたり、別のことを考えようと、すぐに切り替えていないでしょうか?
今回は、幸せであることの完璧主義を放棄するということについて取り上げます。
悲しみは感情の一つ。悲しくなって泣くのを拒まないでまず最初に、悲しみというのは、感情の一つです。人間であれば、誰でも持っているとても自然な感情の一つです。
喜怒哀楽という言葉があります。喜び、怒り、哀しみ、楽しみですね。どの感情がいい、悪いなどありません。一度、バナナ、リンゴ、キウイ、ミカンくらいに捉えてみてください。
果物にも種類があるように、感情にも種類があるんです。でも、当然、味わいたい果物があるのと同じように、味わいたい感情がありますよね。
喜び、楽しみあたりは、自分の中ですごく人気でしょう。あまり味わいたくない感情もあるはずです。怒り、哀しみは人気がないでしょうね。
でも、良い、悪いではないんですね。バナナとミカンは良くて、リンゴとキウ ...