勇気と挑戦, 気持ちとの向き合い方

本を読んでいた時にこんな文言に出会いました。「40歳前後は、ちょうど「人生前半」から「人生後半」へ移行していく時期であり、心の課題も大きく変わってくると言われます・・・」

平均寿命が80代だからか・・・と思いましたが、何だかこの人生前半、後半という言い方に少し違和感を感じました。

今は「人生前半」か「人生後半」かはわからない

私は20代で、2人の大切な友人を亡くしています。一人は、中学生時代の同級生で、席も隣同士で本当に冗談を言い合いながら、何でも言える友達でした。ある日、深夜に交通事故を起こして即死・・・、本当に突然旅立ってしまいました。

もう1人は新卒の会社の同期でした。研修時代を同じグループで共に受けました。彼女は、突然の病で倒れ、私が駆けつけた時は、もう意識不明の昏睡状態でした。そこから集中治療室で、意識が戻らぬまま、旅立ってしまいました。

2人の死はどちらも「突然」でした。自分がいつ死ぬかは全く予想ができないと痛感しました。

30代で死ねば、学生時代が既に「人生前半」から「後半」へ移行していたことになります。50 ...

気持ちとの向き合い方

今回は、時間管理について書いていきます。と言っても、私は時間管理の専門家ではありません。効率とか、時間の有効活用といった、より時間をうまくやりくりするということではなくて、「幸せに感じる」時間を増やすことについて紹介していきます。

自分を変えるために時間を使う

幸せは「感じる」ものです。他の人がどんな良いことをしてくれても、自分の中で幸せを感じることを拒絶していたら、幸せを感じることはありません。幸せは「自分次第」です。

不平、不満、悪口は完全に時間泥棒です。時間がない、ないと言っている人に限って、1日のどこかに不平、不満、悪口を言っている(もしくは考えている)と、時間がどんどんなくなってしまいます。不平、不満、悪口は、自分の幸せに貢献してくれません。

どうしても言いたくなっても、必死で口を閉じる方が賢明です。それができないのなら、無駄な時間を使ったと認め、失われた時間は完全に「死んだ時間」として闇に葬る覚悟です。

不平、不満、悪口は常に相手がいます。相手の何かを不満に思い、不満に思っている自分にも不満を抱いています。自分の尊い時間を ...

気持ちとの向き合い方

1日24時間です。時間は有限です。誰でも、限られた時間を、より良く過ごしたいと思っています。同じ時間を2人が過ごしても、1人にとっては楽しく、充実した時間かもしれません。でも、もう1人にとっては、時間が流れるのが遅く、無駄にさえ感じて、帰り道に、なんであんな時間の使い方をしたんだろうと後悔をするような時間になるかもしれません。

今回は、後者のように「時間の無駄だった」と後悔している時に、向き合うべき3つのことを書きます。

1)「時間は無駄でなかったとすると…」の答えを持つ

過去の意味は、現在の状況によって変わります。離婚したいとまで憎んだ夫が、病気やストレスから解放されたりして、自分を大切にするようになったり、精力的に働き、家庭に対して献身的に変わったら、もう、過去どうであったかは関係なく、「今が幸せ、夫も好き」にころっと変わってしまうのと同じです。

今に満足できるようになると、人は結局、色々あった過去を赦せたり、過去のことなど考えなくなったり、それどころか、「過去のおかげで今がある」と、まるで良くなかった過去に感謝するかのように、肯 ...