【人間関係の悩み】恥の感情、隠したい気持ちがある時の向き合い方

悩みの正体

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人に対して、何か隠したい感情はありますか?何か恥に思っていることはありますか?それが心を重くしているなら、疲れてしまいますよね。

恥の感情が出てくるのは、「他人がどう思うか?」を過度に、そして不必要に気にしている場合があります。今回は、この恥の感情、隠したい気持ちについて、取り上げます。

恥の感情は決して悪いものではない

まず初めに、恥の感情も、何か隠したい感情も、別に悪いものではないです。恥ずかしいと思うこと、これは見せたくないなと思うこと、そんな感情はあって当たり前。決して悪いものではないですよ。

こころの栄養では、境界線というものを大切にしています。むしろ、全てオープンにする必要など何にもないんです。ここまでが私、ここまで他人。自分の家と外があるように、他人に見せる自分と見せない自分がいて、全く問題ありません。

人間関係の境界線

それに、そもそも、人の全てを見たい人なんていませんし、人に全てを見せることもできませんし、全てを見せようとする必要も全くありません。一人ひとりの人生の最初から最後までを知っているのは、自分しかいませんし、正直、自分ですら、全ては把握していないことだってありますよね。

なので、まず第一前提として、恥の感情、隠したい気持ちがあっても全然OK、とっても自然で、普通なことです。

恥の感情、隠したい気持ちによって辛くなる理由

でも、厄介なのは、この恥の感情や隠したい気持ちがあることで、「心が重くなってしまう。」ことですよね。これが、辛いんですよね。

こころの栄養は、いつも軽く考えます。なぜ、心が重くなってしまうのでしょうか?それは、「他人がどう思うか?」を気にし過ぎなわけですね。

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世界に自分以外の他人が一人もいなかったとしたら、恐らく今感じている、恥の感情、隠したい気持ちは、ほとんど皆無になるのではないでしょうか。

ペットを飼っている人はいますか?今、あなたの恥の感情、隠したい気持ちを目の前のペットには言えるのではないでしょうか?それは、ペットがどう思うか?は気にならないからですよね。もしかしたら、ペットは何か思っているかもしれませんが、彼らにはその思いを伝える手段もないし、誰かに告げ口するわけでもないですもんね。

結局のところ、恥の感情、隠したい気持ちというのは、他人の感情、他人の考えや意見を気にしすぎるときに、わいてきます。

人から、こう思われたくない、このように思われたいなど、他人が自分をどう見るかに縛られると、恥の思い、隠したい感情が強く出てくるんです。

他人の感情の処理は他人の所有物なので、コントロールをやめていく

では、どうすればいいのかと言えば、「自分は自分。」と割り切ることです。ストレートに言うと、他人がどう思おうが、自分は自分にしかなれないということですね。

人に合わせてしまって自分軸がない!?「これが私ですけれど、何か?」を持つ

他人が自分をどう思おうが、自由に思う権利を他人は所有しています。それなのに、他人にどう思ってほしい、こうは思われたくないというのは、実はすごく操作的なんですね。

その結果、正直な自分というのを表に出すことができなくて、窮屈な思いをします。他人に気を遣った行為が、他人は全く関係なく他でもない、自分自身が窮屈になってしまうんです。

どうしても恥の気持ちがあるなら、今の人間関係が全てではないことを思い出して

それでも、どうしてもやっぱり恥の気持ち、隠したい気持ちが強くなってしまうなら、そもそも、あなたの身近な他人にばかりあまり注目しないことです。もしかして、目の前にいる他人は、全て「反対!」するようなことを、「賛成!」する他人だって、別の場所にはいるんですよ。

たまたま付き合っている他人とは、正直になれないなら、今の人間関係にこだわらなくてもいいんですね。人は沢山います。そして、正直なあなたを受け入れて、正直なあなたによって励まされたり、分かち合える人も沢山います。

恥の感情や隠したい気持ちが強くなるような他人とは、そもそもあまり関わらないことだって、選択できることを思い出してください。

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以上、恥の感情、隠したい気持ちについてでした。こういった感情は、放置しておくと、とっても重い気持ちになってしまいますから、気づいたら捨てられるものはどんどん捨てて、正直で、素の自分を大切にしましょうね。

こころの栄養とは?
こころの栄養のメインテーマ:人間関係の境界線について

Posted by kokoronoeiyo