【心軽く】悪口を言う家族から離れた方がいい理由

家族との関わり方

こんにちは。

今回は家族関係について取り上げます。

タイトルにある離れたほうがいい理由の答えは、
シンプルに『心が重くなるから』ですね。

これで終わりと言えば、終わりなんですけれども、
長々とこの理由について一記事書いていきたいと思います。

 

ちなみに、悪口かどうかの判断は難しくありません。
あなたが言われて不快だった言葉は、
ここではすべて悪口としましょう。

悪口を言わないと気が済まない人たち

家族や身近な人が自分の悪口を言っているにも関わらず、
言われることに慣れてしまっていることがあります。

「歩き方が悪い」
「服のセンスが良くない」
「~の態度が良くない」
「付き合っている○○は良くない」

など。

身近な存在だからこそ、
他人が言ったらドン引きするような発言でも、
聞き慣れてしまっているかもしれません。

悪口を言う家族がいても、スルーするために、

「もうこの人はこういう人だから。」

と、その人を特定のカテゴリーの箱に入れて封印することがあります。

もし、相手を定義することで、相手の悪口に動揺しなくなるなら、
この場合の定義は効いている証拠なので、それはそれでいいでしょう

自分の心の状態が、悪口に負けていないのです。

 

でも、もし悪口を言っている人が自分の周りにいることで、
嫌な気持ちになったり、傷ついているにも関らず、
「それでも家族だから!」
という理由だけでまじめに相手をしているなら
、要注意。

悪口からは「離れる」必要があります。
悪口ではなくて事実だからと悪口を擁護する必要はゼロです。

言ってくる相手が家族だろうが、
悪口からは「離れる」こと。

離れるという意味は、
悪口を言っている時には、
心の距離を離す(スルーする、交わす)ということです。

【スルー力を高める】他人が自分の境界線へ侵入してきた時の対策法

相手が悪口を言わなくなることは、相手からは起きません。
100%来ない!と割り切ってください。
すると、大胆に行動できるようになってきます。

【自分の人生にとり組む】他人を絶えず批判している人の気持ちの正体

 

というのも、
悪口を言う人は、悪口を言わないと気が済まないから言っています。
つまり、彼らは自分の心を軽くすることにつまずいて、
口を閉ざすことができないんです。

シンプルに、『残念な人』です。

どうして、こんな関係のないことにいちいち首を突っ込むのだろう。
どうして、こんな人が不快に思うことをわざわざ言うのだろう。
どうしたらこんな嫌味なことを思いつくのだろう。

・・・

と思うかもしれませんが、

悪口を言う人は、言わないと気が済まない。

以上です。

理由を分析して、さらに心を重くする必要は全くありません。

悪口を言うのは、悪口を言う本人の課題であり、
周りがどうこうすることではありません。

【他人との境界線問題】他人の感情処理をしているとはどういう状態?

そもそも、「気分が悪いからやめてほしい」と言うことで、
ピタッと止めるような相手であれば、最初から悩むこともありませんから。

悪影響から離れるために距離を持って

悪口を言われ続けることは、許容することは、
少なからず悪影響を受けます。

他でもない自分のことを言われているのですから。
嫌なことを言われれば、誰でも不快です。

相手から何かを言われて、気分が悪いな。
不快だなと感じる時は、距離をとります。

関わりを減らしてください。

実家や親戚の人なら、物理的な距離があるので、利用します。

同居家族なら、別の部屋に移り、
話しても話さなくても良いような会話はできるだけ避け、
悪口のネタになるような材料をできる限り取り除きます。

また、悪口中は、極力会話を盛り上げず、
基本的に話を終わらせる方向で進みます。
↑これ、とっても大切です。

悪口中の会話には参戦しないことは鉄則です。

人から悪口を言われた!!3種類の反応の仕方

要は、悪口を言ってくる家族とは、
省エネモード・塩対応での対応で大丈夫です。

ここで、

そんな塩対応したら、もっと悪口言われる!!
の罠にはまらないように。

大丈夫です。
反応しなければ必ず、とまりますから。

 

再び距離を近づけて関係を持ち始めるのは、
自分自身も言われた悪口など気にもせず、
動揺しない落ち着きを持ったタイミングです。

時に、長くかかる場合もあります。
時間をかけさせてあげてください。

いい娘・いい息子を演じるメリットなし:親子関係の境界線を持つこと

悪口を言われている自分を軽視しないで

悪口をよく言われていて、
そして本当は不快にもかかわらず、
自分の心に嘘をついて、
「気にしないふりをしている」なら、デメリットがあります。

知らず知らずのうちに、自分の心に影響を与え、
それが自分を生き辛くするからです。

 

「なんかこの人から今日、悪口を言われた。嫌だな。」
だけに留まらず、全然関係のない他の人と関わる時、
自分が何かを決断する時、
影響された心が自分の気持ちを左右させてしまいます。

「自信が持てない人の心理学」(加藤諦三氏著作、PHP研究所)の記述を紹介します。(P153本文抜粋)

たとえば、自分達を他人の眼にとって偉大であると映るようにばかり努力して、その他のことにエネルギーがむかない。当然、友達ができない。家庭そのものが社会的に孤立してくる。劣等感が強いから、他人とつき合って軽く見られないか、ということばかり怖れる。

人間は防衛的になることで、内面の強さは破壊される。破壊されないまでも成長しない。

悪口を言われることによって、
自分は「できていない」「劣っている」ということを、
再認識してしまうことがあります。

たとえば、「その服のセンス悪いよ。」と言われた時、
気持ちのどこかで、否定されたと感じます。

こうやってダメだしされることで、
知らず知らずのうちに劣等感を作り上げます。

劣等感が育つと、防衛的になってしまうのです。

人が守りの姿勢に留まっていると、成長が難しくなります。

いいことなしですよね。

成長することがなければ、
変わらない日常に対して、今度はますます防衛的に。

そして、毎日がつまらなくなっていきます。

なので、悪口からは距離を持ちましょう!

追伸:

人からの悪口を言われて、
家族と距離を持つ
ことにもっと気軽になって大丈夫です。
距離を持つなんて!とあんまり大げさにならないこと。

距離を持っているのは、自分を大切にしている証拠。

いずれ悪口などどうでもよくなる時が必ず来ます。
その段階になれば、また再び交流を持てるんです。

距離を置くのは、それまでの「しばらくの間」だけですから。

 

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