悩みの正体, 気持ちとの向き合い方

やりたいことがわからない、何から始めていいのかわからない!って思う時ってあると思います。

別に、仕事とか、人生をかけてやりたいこととか、そんな大きなことでなくても、趣味の一つでも、何が自分の趣味なのかわからない!って思う時もあるかもしれません。

ある人は、釣りが趣味で、お金を貯めて、ボートに乗って、月に1回くらい、釣りをして、新鮮な魚をその場で食べて・・・仲間と次の計画をして・・・。

そんな話を聞いて、あなたは、「ああ、素敵な趣味だな〜。」と思ったとします。

自分の趣味は何だろうかと思うと、すぐに、「何にもないな〜。」と思ってしまいます。

でも、その人は、家で、面白い動画を追ったりするのが好きで、そういうことをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまうんですね。

「じゃあ、動画を見ること、youtubeとかそういうのを観ることが趣味のようなものですね〜」と、誰かが言ったとします。

そしたら、「え!?それはない・・・それは違う。」と、なってしまうんです。

何でかっていうと、自分の中に趣 ...

悩みの正体, 気持ちとの向き合い方

夫婦関係をよくしたいと思っている方は、

良くするための何かをするよりも、悪くしている何かに着目してみて下さい。 どれだけ、良くしようとしても、身体の中に癌が残っていては、いつまでたっても健康になれないように、 理想の夫婦、仲の良い夫婦を目指しても、その関係性の中に癌があっては、いつまでも、夫婦関係は良いものに変わっていきません。 夫婦関係の場合、この癌は、怒りであると思います。 小さな怒り、大きな怒り、イライラ、不満・・・そのようなものです。 相手に対して、何かしら感じている怒りが、心の中に残っていると、態度、行動、言葉などで、夫婦関係を傷つけてしまいます。 この怒りはどこから来ているのかといったら、その一つが、価値観です。 こうあるべき、こうあってほしいという理想であったり、何に時間をかけるべきか、何にお金をかけるべきか、
何をよしとし、何を悪とするか・・・ こういう価値観です。 結婚というのは、2人の異なる価値観を持つ人が、一緒に生活しています。 だから、衝突やすれ違いが生じることは、そもそも当たり前のことです。 そして、価値観の相違が怒りに発展してしまう時とい ...

悩みの正体, 気持ちとの向き合い方

今に満足できず、悩みから抜け出せない人は、

自己批判が強い

可能性が高いです。

多分、理想とかも持っていると思います。「あるべき姿」とかがあると思います。「本来」とかそういうワードとかも結構意識していると思います。

得体の知れない、よく分からない「基準」に雁字搦めになると、その基準と照らし合わせて、「現実」を見るので、現実に満足できません。

しかも、もっと悪いことに、この手の場合、「基準」は青天井に上がる可能性があるので、たとえ「現実」が少し「基準」に近づいたとしても、瞬時に「基準」を引き上げるので、そのギャップの虚しさをいつまでも抱えることになってしまいます。

 

そんなあなたへ。 

 

人間関係のこと、仕事のこと、家族のこと、様々な悩みを抱えていて、でも、悩んでいてもしんどいから、できるだけ「気にしない」ようにしようと思っても、なかなかうまくいかない時があると思います。

「気にしない」ようにしようとすればするほど、「気にしてしまう」みたい ...

悩みの正体, 気持ちとの向き合い方

家庭で、
職場で、

人から軽視されたな、
何か、軽く扱われたような感じがして、

とても傷ついた方へ。

たとえば、自分から積極的に「〇〇手伝いましょうか?」と言ったのに、
「他の人に頼んだから大丈夫だよ」と言われたり、

相手のことを思って、この日は出勤した方がいいと思ったのに、
相手は全然何も気にしていなくて、「休んで」と言われたり…。

そんな日常の些細なことでも、
繊細で敏感なあなたはきっと、心に振動を感じ、

「嫌だな、悲しいな、何か違うな。」

と感じてしまっているかもしれません。

責任感が強かったり、真面目であったり、
良かれと思って、先回りできる人ほど、
もしかしたら、こういう場面に幾度となく遭遇し、
傷ついてきてしまったかもしれません。

この言葉にもうまくできない、
何とも言えない思いは、とっても辛いですよね。

どうしてこういう思いになってしまうかというと、それは、 ...

悩みの正体, 気持ちとの向き合い方

やりたくないことをやらなくてはいけない時があると思います。

家庭で。
職場で。

やりたくないな・・・と思った瞬間、心はぐっと重くなるんですね。

もう嫌だ
やめたい

と。

だから、表情も曇るし、気持ちも下がっていきます。

やりたくない時に気分が下がる人は、
やりたいことをやっている時に気分が上がる人です。

だから、そのような人は、やりたいことをやることを好みます。

やりたいことをやって生きていくことに価値があると思います。
やりたいことをやって、自分らしさとか、最高の人生を創ろうとします。

一見、とっても理想的です。

でも、実は、「やりたいことをやる」ことが目的じゃなくて、
その先にある「自分の気分の向上」が目的だったりするんですね。

 

もう一度。

やりたくない時に気分が下がる人は、
やりたいことをやっている時に気分が上がる人です。

そして、気分が上がるのは ...

悩みの正体, 気持ちとの向き合い方

人に対してがっかりした時。

家族に対して。
上司に対して。
友人に対して。

色々あると思います。

今まで仲良く、親密に接していたのに、
がっかりしたことがきっかけになって、距離を起きたくなったり。

今まで積極的に話しかけていたのに、
話しかけるのをピタリと止めてしまったり。

「なんであんなことを言うの?」
「なんであんなことをするの?」
「なんであんな態度をとるの?」

色々とあると思います。

些細なことがきっかけになって、がっかりし、
失望するんですね。

なんで人に対してがっかりしてしまったかと言ったら、

期待していたから

なんですね。

いい人だと思っていた。
自分の味方だと思っていた。
助けてくれると思った。

何らかの期待が先にあったんですね。

そして、それが思わぬ形で裏切られた時、
相手は裏切っているつもりは何にもなくても、
自分と思い ...

悩みの正体, 気持ちとの向き合い方

他人の感情処理をすることは、とっても疲れます。

他人の感情処理とは、

他人がどう感じるかを気にして、あれやこれや悩んだり、
自分の行動を他人に合わせたり、
自分の意に反して、何かを犠牲にしたり無理をしたりすること

です。

例えば、夫をイライラさせたくないから〇〇をする。
上司を怒らせたくないから△△をする。
あの人辛そうだから、無理してでも寄り添う。

・・・

などなど。

肯定的な感情に対しても同じです。

相手に喜んでほしいから〇〇する。
相手に楽しんでほしいから△△する。

こちらは、すごく良いことをしているように聞こえますよね。

でも、同じく相手が喜ぶのも、楽しむのも、相手の感情なんです。
そして、もちろん、相手がイライラするのも、相手が怒るのも、相手の感情なんですね。

こうやって他人の感情処理をしている時って、
自分の心が案外と置いてきぼりになってしまっています。

相手の感情をどう ...

悩みの正体, 気持ちとの向き合い方

職場で、話しかけても全然リアクションがなく、その人と話す時は、ついつい言葉を選んでしまいます。話しても特に反応がないので、どう思われているのか気になってしまいます。

 

人は、話をする以上、反応が欲しいのが自然です。イエスでもノーでも、自分が言ったことに、何か返ってくるというのを当然の様に期待してしまいます。

だから、思った通りの反応が得られないと、まるで一方通行で、すっきりしないんですね。会話というものは、やはりキャッチボール形式で、言ったら何かが返ってくるのをどこか期待していますから。

反応がない人に対して、「反応をしてください。」ということはできないんです。勿論、コミュニケーションをとって、お互いの気持ちを疎通させるのはできますが、最終的にどう反応しようが、その人の自由なんですね。

相手の反応を見て、「人が話しかけているのに、そんな薄っぺらい反応なんて失礼だ!」ともしかしたら心の中で感じているかもしれません。でも、これはあくまでも、自分が感じた自分の価値観なんです。

相手が反応をしたいと思えば ...

悩みの正体, 気持ちとの向き合い方

人目を気にする人のコミュニケーションが分かりにくい理由は、かっこつけているから。

人目を気にする人は、「人からどう思われるか?」を気にします。

でも、この言葉は少しおかしくて、「人からどう思われるか?」なんてことは、本当の所、誰もわからないんですね。本音と建前とかそういう話ではなくて、人、つまり他人というのは、自分がどう思われていると思おうが、色々と勝手に思うものです。

誰も神様でないのだから、「人がどう思うか」なんてわかりっこありません。

これはすごく大切なポイントですね。

人が(自分のことを)どう思うかなんて完全にわからない!
くらいに思っちゃった方が、心としてはとてもいいと思います。

自分がいいと思っても、人には悪いと思っていることもあれば、悪いと思ってもいいと思っていることもあります。本当に、何にもわからないんです。

だから、「人がどう思うか」は、結局のところ、

自分が、人からどう思われていると思っているのか

これだけなんですね。

自分が思ってい ...

悩みの正体, 気持ちとの向き合い方

ポジティブシンキングは、必ずしもこころの栄養になるとは言えません。

それどころが、猛毒になることもあります。

なぜなら、どんなことにも「ポジティブに考えていくこと自体が目的」になってしまって、
こころの悲鳴をキャッチできなくなる恐れがあるからです。

キャラ作りをしている人が、家に帰ってからどっと疲れたり、
偽善をやり続けると、心が痛むように、

自分の気持ちに嘘をつき続けることは、自分を痛めつけます。

怠惰も、そこに嘘があるなら自分を傷つけます。
真面目も、そこに嘘があるなら自分を傷つけます。

心に正直であることは、こころの栄養です。

嬉しいことに嬉しいとし、
悲しいことに悲しいとする。

自分の感情をちゃんと把握して、ちゃんと感じてあげることは、
自分を大切にすることと同じです。

何でもかんでもプラスに捉えようとするのではなく、
マイナスの気持ちを、ちゃんと自分が受け止めてあげることは、
自分にとっても優しいことです。 ...