【夫婦問題】「離婚したい!」の決意を保留した方がよい3つの状態
夫婦関係が非常にうまくいかない時に、チラつく考えの一つに離婚があります。
今回は、離婚前提ではなく、離婚したい、離婚しようと(感情的に)思っている人に対してです。
離婚の決意を推し進める前に、一旦保留にした方がよいサインについて書いていきます。
まず一つ目は、歯を食いしばっている状態の時です。
歯を食いしばっているというのは、比喩で、つまり「無理やり」感がある時です。
この状況は、離婚をしようと考えていることで、最悪な気持ちの渦中にいる状態の時です。
「もう、この夫は無理」
「もう、この妻とはやっていけない」
と思って、心の中で怒りや憎しみや葛藤など、負の感情がじわじわと湧き上がっている状態の時です。
火山で言うなら、マグマがどろどろ流れている状態です。
きっかけとなった特定の出来事が脳裏をチラつかせ、
「夫(もしくは妻)はこんなことを私にした人だぞ!」
と絶えず、攻撃を受けている状態です。
離婚というのは、進学、結婚 ...
【境界線?依存?】ギャンブル依存症の夫に対して、私はどうしたいんだろう?
初めまして、こころんです。
昨日このサイトを発見して、拾い読みをしています。
きっかけは、夫がギャンブル依存症ならば、私はどうしたら気持ちが楽になるか 夫はFXを辞められるのか を調べていて。
FXを続けているのは夫の問題、離婚するかしないか、相手に腹が立つかどうかは自分の問題、
今離婚を選択しないのは、できないと自分が思ってしていないだけなら、今が心地よくなるように過ごそう、と思っていたのにモヤモヤが止まらず、夫に嫌味を言ってしまい、これは一緒に過ごさない方が心にはいいのか??とモヤモヤしていました(います)
産後、夫から「お小遣いの範囲でFXをしてもいいかな?」と聞かれ、
FXとは何かよく知らないまま「お小遣いの範囲でならいいんじゃない?」と答えました。
すぐには変化はなかったのですが、段々と一緒にいても携帯画面を見る時間が長くなり
仕事から帰宅後夜もずっと起きているようになり、土日に頭痛だと起きれず、寝たきり。
乳児を抱えた私とたびたび衝突するようになりました。
(夫曰く、ストレスのせいだと。彼 ...
【スルー力を高める】他人が自分の境界線へ侵入してきた時の対策法
今回は、他人が自分の境界線へ侵入してきた時の対策法について、取り上げます。
まずその前に、境界線の基本は、次の2つです。
1)他人の領域に入らないこと
2)自分の領域に他人を入れさせないこと
です。
1)は、他人の境界線、他人の選択、他人の行動、他人の人格に入り込まない・・・つまり人を変えようとしないことで、2)は自分の選択、自分の行動、自分の人格に対して、人を受け入れない・・・つまり人に流されないことです。
人間関係の問題のほとんどは、
1)他人の領域に入り込みすぎ、つまり変えられないものを変えようとしているか、
2)自分の領域に他人を入れ込みすぎ、つまり自分を他人に明け渡してしまっているか、
で生じます。
だから、境界線は、とても大切なんです。
今回は、2)について見ていきたいと思います。
自分の境界線に他人を入れさせない方法は、
スルー力
を高めることです。
でも、これはすごく誤解されがちで、 ...
【怒りとの向き合い方】溜め込んで怒りを爆発してしまうタイプなんです
今回は、想いの箱から回答します。
自分は溜め込んでしまうタイプです。そして、家族にも職場にも怒りをものすごく爆発させてしまいます。どうしたらいいでしょうか。
メッセージありがとうございます。
溜め込んでしまう・・・とは自分が思っていること、感じていることを心の中に溜め込んでしまうのですね。
溜め込んでしまった思いは、もう溜め込めきれなくなると、コップの水が溢れ出すかのように、溜め込んだ感情が「怒り」となって爆発してしまうんですね。
溜め込んだのだから、その思いを今度は外に出す・・・現象としてはとても自然なことが起きていると思います。この場合、表現の仕方が「怒り」であるようです。
どうすればいいのか?と言うのは、もしかしたら、
「怒らないようにするには、どうすればいいのか?」
という意味の質問だったかもしれません。
しかし、溜め込んだから、「怒る」んですね。
だから、「怒らないようにするには・・・」ではなくて、溜め込まないことを考えられた方がいいと思います。
怒らない!?怒ることは悪ではない~感情的にならずに、冷静に怒る
私は、物事をポジティブに考えようとする傾向があります。これは、決していい意味ではないです。物事をポジティブに考えようとするというのは、そう考えられない時は、ネガティブになるという意味です。
つまり、すごく極端なわけです。ポジティブ思考というのは、私にとっては、全然いい意味ではないんですね。ポジティブ思考というのは、デフォルトがネガティブ思考になっているので、わざわざ気分を上げるような「ポジティブ思考」が必要になるわけです。
心が落ち着いていると、瞬発的に気分を上げようとする、ポジティブ思考に頼らなくても、自然と、物事を冷静に、見ることができます。でも、心が落ち着いていないと、常にふわふわと宙に浮いているような感じで、安定感がなく、感情の波も激しくなります。
物事は、ポジティブもネガティブも、両面があって、そして同時に、ポジティブでもネガティブでもない、様々な見方もあるんです。自分が考えていることなど、無数の選択肢の中の一つに過ぎないんですね。
***
今回は、「怒る」という感情について、取り上げます。「怒る」というのは、 ...
「あなたにだけは言われたくない」という思う気持ちの正体の3つの理由
家族に対して、友人に対して、心の中で、もしくは面と向かって、
「あなたにだけは言われたくない!」と思う時。
今回はこの気持ちの正体について取り上げます。
押しが強すぎるとか、
ゲームばっかりするなとか、
デザートを食べ過ぎるなとか、
何を言っているかわからないとか、
もしかしたら、相手が言っていることは、とっても些細な日常のことかもしれません。
でも、その相手に対し、心の中で、
「あなたにだけは言われたくない!」
という思いがわいてくるのは、
「あなたの○○という問題よりは、私の問題の方が、全然ましだわ!!!!」
「世界中のほかの誰が言ってきてもいいけれど、あなただけは下がれ!!!」
みたいな思いが心の中にあったりするんですね。
理由はいくつかありますが、今回は3つ取り上げます。
相手の言葉に傷ついて、心が防衛反応を起こしているまずシンプルに、相手から言われた言葉に傷ついたからです。
傷ついた場合、相手がだ ...
【他人の失敗を責めるのをやめるメリット】失敗を恐れてはじめられない人がまず最初にやること
他人の失敗を責めない方が良い理由は、
自分の失敗を受け入れやすくなる
からです。
他人の失敗を責めないというのは、境界線が機能しています。
他人の失敗については、「心の中」でも、実際にでも、責めない方がいいです。こう書くと、立場上という言い訳が出てくるかもしれません。親の立場上、上司の立場上、妻の立場上…。こころの栄養では、立場上、他人の失敗を責めていい理由もなしです。立場上、指導することはできるかもしれません。立場上、励まし支えることはできるかもしれません。立場上、協力し、赦すことはできるかもしれません。立場上、改善点を一緒に探すことはできるかもしれません。でも、立場上、他人の失敗を責めていい理由はありません。
こころの栄養を読んで下さっている方は、自分のこころについて真剣に取り組もうとする人だから、実際に他人の失敗を責めるなんてほとんどないと思います。なぜなら、人の気持ちとか、結構、読み取ろうとする人だから。こころの栄養は、心の話です。ほとんどの場合が、自分の「心の中」で、他人の失敗を責めます。他人を裁きます。
【自己欺瞞】上司嫌い、友達嫌いをきっかけに関係性を断っても、人間関係の問題がついてくる理由
自己欺瞞という言葉があります。辞書を調べると、次のように書いてあります。
1、自分で自分の心を騙すこと。
2、自分の信条や良心に背いたことを無意識で行う場合にも、意識しながら強いて行う場合にもいう。
(精選版 国語大辞典)
1について、まず、自分自身を騙すというのは、自分が誤りをした場合、間違った場合に、問題を正当化すること、これは、自分自身を騙すことに繋がります。あの人のせいで…とすることで、自分の問題を騙す、なかったことにする、人の問題にすり替えることができます。騙すというのは、嘘をつくことではありません。騙すというのは、嘘を本当だと思い込ませることです。
2については、まず2種類あるということ。一つが「無意識」の時。つまり、自分の良心などに背いているということすら、気づいていない状態。「なんでこんなに苦しいのかわからない」、「なんでこんなに怒っているのかわからない」という得体のしれない心の葛藤を抱く時は、この「無意識」の分類によく当てはまります。
そして、もう一つが、「意識しながら」の時。これはまさに、 ...
【夫婦問題】イライラがおさまらない!?夫・妻の好き勝手な行動にムカつく時に考えること
今回は、夫婦間における気持ちのイライラについて取り上げます。夫・妻の好き勝手な行動にムカついてしまっている時ですね。
好き勝手な行動にムカつく・・・というのは、夫婦喧嘩のほとんどがこれなのでは?というほど、よくある話です。
ムカついているのは、ほとんどの場合、「思いどおりにならない」からです。
自分が正しいとか、相手が間違っているとか関係なく。常識も関係なく。自分の考えている通りにしてくれるなら、イライラはしませんよね。
結婚生活では、育った環境が違う他人同士が一つ屋根の下に共存することです。これをうまくやるには、自分の「思いどおりにならない」こととの付き合いが鍵になってきます。
相手と一致しないことにいちいち反応していたら、結婚生活はあっという間に壊れていきます。
たとえ努力して、相手と喧嘩を起こさないように、我慢に我慢を重ねてしまうのも健康的ではありません。表向きは平和な家庭に見えても、その感情が押し殺した我慢であるなら、決して幸せを感じることが難しいでしょう。
家族の好き勝手?!「付き合って ...
家族から暴言、悪口を言われた時の3種類の反応
今回は、家族から暴言、悪口を言われた時にどのようにして、気持ちを落ち着かせ、最悪な事態を乗り越えるかについて、まず最初に、身の安全は第一に守ってください。
その上で、暴言、悪口は、1:1の人間のコミュニケーションをしていません。一方通行で投げやりです。怒りやイライラ、不満や文句からくるこの暴言、悪口を「鵜呑み」にはしません。間違っても、怒っている人から言われた言葉を真に受けて、私は全く能力がないのか…、私は何もうまくできないのか…、と思ったりしません。彼らに言われた暴言、悪口「そのもの」は無視です。会話の内容が何であれ、暴言、悪口という形で言っている以上、まともに聞くことは自分の心を傷つけます。
悪口そのものは無視しますが、こういう事態になった後の向き合い方について、取り上げます。
家族から暴言、悪口を言われた時の3種類の反応自分に対して、相手が怒りや不満をぶつけてきた時、暴言、悪口を言ってきた時の受けとめ方を主に3つに分けます。
1)怒りのみが出てくる時2)悲しみが怒りに豹変する時
3)悲しみが悲しみのままに留まる時 ...