【親切?アドバイス?コントロール?がうっとうしい!?】お節介な人との向き合い方

シンプルに考える

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家族や、友人、職場の人で、あれこれお節介なことを言ってくる人は周りにはいますか?

頼んでもいないのに、「○○した方がいいよ。」「△△はやめた方がいいよ。」などなど。

今回は、お節介な人に対して、うっとうしい!という気持ちを感じている時の向き合い方について、取り上げます。

まともに反応するのをやめてみる

もし他人にお節介なことを言われた時に、とっさに何か言い返したいような気持ちがわいてくることがあるかもしれません。

けれど、すぐに反応するのをやめてみませんか?そもそも相手は、お節介なんです。反応してしまったら、お節介に対してまともに対応していることになってしまいます。

反応すればするほど、お節介を言う人は、遠慮なくお節介を言うものです。

相手にお節介に、真面目に応答する必要はないんです。 コントロールしたい人や、アドバイスを言いたい人というのは、あなたが反応すると、更に言ってくるものです。

あなたが肯定的に反応しようが、否定的に反応しようが、自分が言った言葉に反応してくれていることが、相手のお節介を盛り上げてしまいます。 なので、もしお節介を言ってくる人がいるなら、反応するのをやめてみましょう。

相手は自分の状況を把握していないことを思い出すこと

次にそもそも、他人というものは自分の表面的な一部だけを見て、勝手に物事を解釈したり判断したりしますよね。なので、当然誤解が生まれます。

自分の人生の全てを知っているのは自分だけであって、(もちろん自分自身も知らないことはありますが。)自分以外の他人が、自分の状況を全ては知りません。当たり前ですね。

なのに、お節介を言う人は、相手のほんの一部を見て、勝手に自分の頭の中で想像します。そして、これいいよ。 あれいいよ。これよくないよ。と言うんです。

そういうことを言う権利は他人にあるのでしょうか?もちろんあります。他人は好きなことを自由に考えて、自由に言うことができるんです。

けれど、あなたが、相手の言葉を真剣に受け取る必要は全くありません。受け取らない自由は、あなたにあります。

そもそも他人が考えていることは、他人のものです。真面目に受け取らなくていいんですね。もし、あなたがお願いしてもいないこと、聞いてもいないことを、あれや、これや勝手に想像して言ってくるなら、相手の問題です。なので、まともに相手をしなくていいですよ。

他人は自分の状況を把握できていないのに、勝手に発言していることを思い出しましょう。まともに相手にしている方が、時間の無駄です。

言い返したい自分の心を観察してみるいい機会

そして最後に、お節介の人が言ってきた言葉に、あなたの頭の中が支配されるのはそもそも、なんででしょうか?どうして、さらっとスルー出来ないんでしょうか?

何かそのお節介に対して、イライラしたとか、嫌な気持ちになったという時には、何が自分の心に引っかかっているのか考えみましょう。

例えば、お節介な人から、「もっと、人に相談した方がいいよ。」と言われたとします。それに対してイラッとしたとします。

なぜでしょうか?もしかしたら、あなたの中では、自分が考えていることが否定されたと捉えたのかもしれませんね。

そして、そう思ってしまったのはなぜでしょうか?

もしかしたら、自分の考えに自信がなかったり、不安を感じていたからかもしれません。そしたら、もっと自分の考えに自信を持とう、自分の考えを自分で否定するのはやめよう!としていくことができます。

お節介の人の言葉を聞く必要も、従う必要も全くありません。ですが、もしその言葉に反応したり、イラッとしてしまうことがあるならば、その言葉をきっかけに、自分の中にある生きづらさを見直すきっかけにすることも選択の一つです。

お節介の人には直接反応はしないけれど、お節介な人に言われた言葉に反応した、自分の気持ちは大事にするということですね。

お節介に全く動じないくらいに自分が自分の人生を所有し始めると、どんどん人間関係がシンプルになっていきますよ。

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以上、お節介な人との向き合い方でした。他人のお節介は受け入れなくていいですが、同時に自分がお節介にならないようにも気をつけていきたいですね。

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こころの栄養のメインテーマ:人間関係の境界線について